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長山遠江守

浮世絵
写真/画像
長山遠江守
武将浮世絵
武者絵とは
長山遠江守
(ながやまとおとうみのかみ)
歌川広重 作

本武将浮世絵に描かれているのは
長山遠江守
(ながやまとおとうみのかみ)が
鉞を振りかざしている姿。

舞台は、南北朝時代の
「武蔵野合戦」
(むさしのがっせん)。
武蔵国及び相模国(現在の
東京都、埼玉県、神奈川県)
の各地で、足利尊氏
(あしかがたかうじ)を
はじめとした北朝軍と
新田義貞
(にったよしさだ)
の二男・新田義興
(にったよしおき)
と三男・新田義宗
(にったよしむね)
率いる南朝軍との間で起きた戦い
です。

「太平記」によると、南朝軍の
赤松氏範(あかまつうじのり)が
敵である長山遠江守を遥か遠くに
見つけ一騎討を申込もうと馬を
駆ります。
追いついた赤松氏範は「卑怯にも
敵に後ろを見せるのですか。」と
長山遠江守を侮辱しました。
長山遠江守は振り返って嘲笑い、
鉞を構えて一騎討を受けて立つの
です。

一説では長山遠江守は土岐明智氏
(ときあけちし)の土岐頼元
(ときよりもと)と同一人物と
されています。
土岐明智氏は清和天皇
(せいわてんのう)から続く源氏
の支流氏族で平安時代末期に
美濃国
(みののくに:現在の岐阜県)を
本拠地とした一族です。

本武将浮世絵の作者は、
江戸時代後期に活躍した歌川広重
(うたがわひろしげ)。
本名は安藤重右衛門。
代表作は「東海道五十三次」
(とうかいどうごじゅうさん
つぎ)
「名所江戸百景」
(めいしょえどひゃっけい)
など。
風景画を得意とし、その作品は
後にエドゥアール・マネ、
クロード・モネ、ゴッホら
印象派の画家に大きな影響を
与えました。

※長山遠江守の浮世絵
写真はクリックすると拡大して
ご覧いただけます。
画面を縦長で利用し、写真を
クリックするとより大きな写真
がご覧いただけます。
なお、画面の向きをロック
している場合は解除が必要です。



浮世絵の詳細情報
浮世絵師 歌川広重 浮世絵の題材
武蔵野合戦
「長山遠江守」です。
武者絵のなかでも、甲冑姿の武将
を描いた浮世絵・武者絵。
こちらでは「長山遠江守」の
写真・画像と解説がご覧
いただけます。
写真・画像は拡大できますので、
「長山遠江守」をご堪能下さい。

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神道発想流斧術

∇神道発想流斧術について

☆斧道の歴史
日本では古墳時代に入ると、多量
な鉄斧(てっぷ)の出土がみられ、
刃の形もいろいろ異なっている
が、おもに両端の張り出した扇形
のものと縦長で両面に刃をつけた
長方形のものと2種に大別される。
日本では斧はほとんど武器と
しては使われずに、もっぱら
樹木の伐採、木材の切断、建築の
部材加工などの重要な工具として
発達してきた。
こうした斧の形態、用法は
『石山寺縁起絵巻』など中世の
絵巻物にも多くみられるが、
上代から近世まで、大きな変化は
なかったと思われる。
なお、鉋(かんな)の発明以前、
木材の平面を削るのに広く使用
された大工道具の一つ、
手斧(ておの)(ちょうな)も
斧の一種と考えられる。
日本で戦斧が使われ出したのは、
南北朝時代からのことであり、
「太平記」では長山遠江守が
赤松氏範との一騎討ちで斧術を
駆使した。

斧術をもとにして、斧道が誕生
する。



※斧の全長は128cm



神道発想流斧術の形



斧道の形は武道そのものが生活の総てであり、修業の成果が武術家の生死をも左右する時代に、血の滲む稽古と研究の成果が集大成されたものである。

現代の武道の修業は、目標に向かう集中力と変化に対する的確な判断力、迅速に対応する体力を養う為にその修業は熱心であり、気迫を込めた稽古でなくてはならないと思われる。

形は、技の部と心の部に大別されており、技の修業から心の修練に通じ、その人の人間形成に重点が置かれている。



<型名>



 表
基本技を修業することを目的とした十二本で構成されている。正しい姿勢、形と技を身につける様心掛けねばならない。
  斧落
  鬼打
  鬼突
  大地
  追込
  払落
  霞
  物見
  秘斧
  一礼
  亀甲羅割り
  細道

 中段
中級者の技を中心に十二本の形で構成されている。動きが激しくスピードも要求される。表業を修めその基礎のうえに立って懸る形である。
  一槍
  押詰
  乱留
  後斧(前、後)
  待車
  間込
  切懸
  真進
  風突
  横切留
  払留
  清眼

 乱闘
目録にその名はないが、表、中段の技を総合した形で手数も多くスピードも要求される。古くから中級修業者の目標となっている形である。
  素槍
  鎌槍

 影
心の修練をすることを目的とし、表業と同名の十二本で構成されている。手数は少なくスピードもないが気迫に満ちた稽古が必要であり、心技の基本と考えられる。
  斧落
  鬼打
  鬼突
  大地
  追込
  払落
  霞
  物見
  秘斧
  一礼(前、後)
  亀甲羅割り(前、後)
  細道

 四本の乱
表、中段、影を総合し、乱闘を発展させた中級者の修業を目的とした形である。
  槍落の乱
  間込の乱
  霞の乱
  斜面の乱

 奥
永年の修業を終え、心、技、体とも卓越された人格者のみに伝授される形である。
  先勝
  引捨
  吹斧
  一揆
  突出
  打附
  槍落
  突分
  水月
  左右留
  見替
  阿吽

 極意  (四発想の斧)
  風龍
  雷龍
  火龍
  水龍

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付属武術




古屋流長斧術

古屋流長斧術の形

 一本目   小手打(こてうち)(左)
 二本目   小手打(こてうち)(右)
 三本目   捨身(すてみ)
 四本目   繰付(くりつけ)
 五本目   後斧(うしろおの)
 六本目   水月(すいげつ)(左)
 七本目   水月(すいげつ)(右)
 八本目   斜面(しゃめん)(左)
 九本目   斜面(しゃめん)(右)
 十本目   拳砕(こぶしくだき)
 十一本目  入身(いりみ)
 十二本目  脛砕(すねくだき)



金剛流鉄甲術

基本

 掌底(しょうてい)
 突き(つき)
 蹴り(けり)
 肘突き(ひじつき)
 膝蹴り(ひざげり)
 目潰し(めつぶし)
 蛇使い(へびつかい)
 擦込み(すりこみ)
 襟掴み(えりつかみ)
 受け(うけ)

表、影とも同名である。

 入身(いりみ)
 盲目(もうもく)
 飛蛇(とびへび)
 足封じ(あしふうじ)
 脛砕き(すねくだき)
 連撃(れんげき)
 奇襲(きしゅう)
 風神(ふうじん)
 雷神(らいじん)
 火神(ひのかみ)
 水神(みずがみ)
 虎落(とらおとし)
 秘爪(ひづめ)



天道鎌田流鎌術

表、影とも同名である。

 水構鎌(みずがまえかま)
 火構鎌(ひがまえかま)
 土構鎌(つちがまえかま)
 木構鎌(きがまえかま)
 金構鎌(きんがまえかま)
 胴掛(どうかけ)
 手掛(しゅかけ)
 面掛(めんかけ)
 足掛(あしかけ)
 首掛(くびかけ)
 旋風(せんぷう)
 巻落(まきおとし)



猿投見当流鞭術

表、影とも同名である。

 水構鞭(みずがまえむち)
 火構鞭(ひがまえむち)
 土構鞭(つちがまえむち)
 木構鞭(きがまえむち)
 金構鞭(きんがまえむち)
 胴入(どういれ)
 手入(しゅいれ)
 面入(めんいれ)
 足入(あしいれ)
 首入(くびいれ)
 落雷(らくらい)
 口伝(くちづて)



天真正伝香取神道流は、剣術、居合術、薙刀術、槍術、棒術、柔術、手裏剣術、忍術に亘る武術、築城術及び軍配法に加え天文地理学に至る総合的な兵法であり、その技術的な水準の高さから諸流派に影響を与え、日本武道の源流と称されている。
流祖の飯篠長威斎家直は、六十余歳にして香取大神に壱千日の大願をたて斎戒沐浴、兵法に励み百錬千鍛を重ね粉骨修業の後、香取大神より神書一巻を授けられ、天真正伝香取神道流を創始したと伝わる。
飯篠家は当代で二十代を数え代々香取の地に道場を構え、天真正伝香取神道流を今に伝えており、また、現代風に変化させた神道流槍術十六本、五ヶ条九ヶ条(ごかじょうきゅうかじょう)と称しているものは表技であり、発想流斧術の打槍がその影技とされ、さらに伝承の過程で神道流(新當流)の術が混在して現在の形となっている。



神道流槍術

九ヶ条素槍

 払落(はらいおとし)
 撥上(はねあげ)
 打落(うちおとし)
 飛龍(ひりゅう)
 去龍(きょりゅう)
 突留(つきどめ)
 楊矢(あげや)
 電光(でんこう)
 夜(よる)

五ヶ条鎌槍

 引落(ひきおとし)
 巻落(まきおとし)
 打張(うちばり)
 擦込(すりこみ)
 冠受(かむりうけ)

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相互の距離をとることが肝要

2021/06/01更新

相互の距離をとることが肝要です!

新型コロナウイルス感染症が猛威を
振るっています。

この病気がうつるのは、
飛沫感染と接触感染が主です。

感染者が咳やくしゃみをすると、
ウイルス入りの飛沫が口から飛び
出します。
それを他人が吸い込むか、飛沫が
付いた場所を手で触り、それが
気道に入ると病気がうつります。

しかし、お互いの距離を1.5~2
メートル取ると、飛沫が届きにくく
なって感染の危険性が大きく減り
ます。
これに加えて、よく換気をすると、
さらに飛沫は届きにくくなります。

したがって、

「三つの密」(密閉、密集、密接)
を避けること、お互いの距離を常に
1.5~2メートルとること、換気を
積極的にすること、せっけんでよく
手洗いをすること

以上の4つが感染を避けるために
どうしても必要な方策です。

ここで
「運動をしているときの適切な距離」
についてヨーロッパで研究がされて
います。
斧道でも参考になるので、
それを紹介しましょう*。

この研究では複数のランナーが走る
際、前のランナーから後のランナーに
放出される飛沫の量を調べています。
前のランナーが走ると、そのすぐ後に
気流の乱れがおこり、前の人からの
飛沫が後に飛び散っていきます。

これを防ぐには、1列縦隊の場合、
普通のウォーキング
(時速4Km程度)では最低
5メートルの間隔を、少し早い
ランニング(時速14.4Km程度)
では最低10メートルの間隔を取る
ことが必要でした。

ただし、1列縦隊を避けて斜めに位置
取りをすると、飛沫の拡散は大いに
減少しました。

斧道の場合には、前後左右に動き、
しかも気合とともに大きく飛沫が飛び
散ります。
これを考えると複数の人数で
「ひとり稽古」をする場合には、
一般的に十分な対人距離とされている
2メートルではとても足りません。

以上の結果から、複数の人たちが
集まって個人トレーニングをするの
にはかなりの感染の危険性があると
思われます。
したがって、複数の人が集まるのは
やめて、本当の「ひとり稽古」が
望ましいでしょう。
斧道の稽古から感染クラスターを
出してはいけません。
今はひとりで我慢の時です。

日本斧術協会


*Belgian-Dutch Study: Why in times of COVID-19 you should not walk/run/bike close to each other.

* 画像は上記のサイトより引用

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